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2022.11.18
AI×ライブパフォーマンスによる新しい音楽イベント「Craft Alive」を開催
- リリース
Dentsu Craft Tokyo主催、BIGYUKI feat. NeutoneとShun Ishiwaka+YCAMが出演
株式会社電通クリエーティブX(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:松木俊介)が運営するDentsu Craft Tokyoは、AI(人工知能)× ライブパフォーマンスによる新しい音楽イベント「Craft Alive」(クラフト・アライブ)を12月9日(金)に代官山UNITで開催いたします。
本イベントは「音楽とAIの共生」をテーマに、米国の音楽シーンで活躍するキーボード奏者・BIGYUKIによるAIオーディオプラグイン「Neutone」(※1)を用いたパフォーマンスや、ジャンルを超えた幅広い活動で注目を集める打楽器奏者・石若駿と山口情報センター[YCAM](※2)による石若自身の演奏を学習させたAIとの即興セッションを披露するなど、AIとライブパフォーマンスを融合させた新しい音楽体験をお届けします。
NYをベースに活躍するキーボディスト/プロデューサーBIGYUKIが、最新のAI音響合成/音楽生成モデルをホストするオーディオプラグイン、「Neutone」を用いた新しいタイプのパフォーマンスに挑戦します。BIGYUKI本人の声などを学習したAIを用い、これまで不可能だった音色のリアルタイム変換を行うほか、AIリズム生成モデルとのジャムセッションなど、AIがBIGYUKIのソロパフォーマンスに新しい奥行きを与えます。
ステージ演出として、Dentsu Craft TokyoのエンジニアチームがBIGYUKIとNeutoneの対話を可視化し、ハードウェアとソフトウェアが融合した体験可能な表現として昇華させます。
2022年6月に山口情報芸術センター[YCAM]で初演されたパフォーマンス「Echoes for unknown egos―発現しあう響きたち」。<自分と共演すること>をテーマに、石若の演奏データをもとに、多様な音の表現を可能にする、人工知能をはじめとする「エージェント(代行者)」を開発。石若とエージェントたちによるセッションを通して、未知の音や自分自身と出会う実験的パフォーマンスです。
「Craft Alive」開催概要/チケット販売情報
《開催概要》
●名称:Craft Alive AI x Live Performance Presented by Dentsu Craft Tokyo
●日時:2022年12月9日(金)18:00 open / 19:00 start / 22:00 close
●会場:代官山UNIT(渋谷区恵比寿西1-34-17 ザ・ハウスビル B1F)
●出演アーティスト:BIGYUKI、石若駿、山口情報センター[YCAM]、Nao Tokui、MOODMAN、Sountrive
●主催:Dentsu Craft Tokyo(https://dentsucraft.tokyo/)
●協賛:株式会社 Qosmo(https://qosmo.jp/)
●運営協力:株式会社 電通ライブ(https://www.dentsulive.co.jp/)
《チケット販売情報》
●チケット販売期間:2022年11月16日(水)〜2022年12月8日(木)18:00
●チケット販売サイト:イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3760960001
●チケット料金:¥3,000(税込・ドリンク別)
*全席スタンディング *再入場不可 *飲食物の持込不可
*20歳未満は入場不可(入場時に年齢確認を行う場合があります)
*整理番号順でのご入場となります。
*新型コロナウイルス感染症の拡大状況など、社会情勢によっては中止の可能性があります。あらかじめご了承ください。
※1「Neutone」:最新のAIモデルを使い、革新的な音楽表現を生み出すためのプラグインを軸として、AI開発者・リサーチャーと音楽クリエーターの距離を縮めるための新しい取り組み。このプラグインはDigital Audio Workstation (DAW) 上で動作し、深層学習を使ったDSP(デジタル音処理)モデルをリアルタイムで駆動。これまでアーティストやクリエーターにとっては敷居の高かったAIの利用を、汎用的なプラグインを通じて、簡単に創作プロセスに導入することができる。また、AIの研究者やエンジニアは、本プラットフォームを通じて、新規に開発されたモデルを、簡単に音楽・サウンドクリエーターと共有することができるようになる。
※2「YCAM」:2003年の開館以来、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求を軸に活動しており、展覧会や公演、映画上映、ワークショップなど、多彩なイベントを開催してきた。内部に、エンジニアやキュレーター、エデュケーターなどから構成される「YCAM InterLab」と呼ばれる研究開発チームが設置されていることが特徴で、インターラボが市民や各分野の専門家たちと積極的にコラボレーションをおこないながら、コンセプトづくりから作品制作、ワークショップの開発などを実現している。